親子交流会
2019.04.20
育友会総会の後、親と子のふれあい、また保護者間の交流を願い「親子交流会」を開催しました。今回は、NPO法人ほがらか絵本畑代表、三浦伸也氏をお招きし、絵本の読み聞かせをしていただきました。
子どもたちは絵本が大好きです。絵本を読んでもらうと心が落ち着き、悲しい心も楽しい心に変わっていきます。三浦氏はそんな絵本を通して子どもたちの心のケアーをされてこられました。読み聞かせを通して心のケアーをすることから三浦氏は、ブックドクターとも呼ばれています。
今回もたくさんの絵本を読んでいただき、とっても楽しい時間を持つことができました。参加していただいた皆さんに絵本の持つ「力」を感じていただいたのではないかと思います。
今回読んでいただいた絵本を紹介します。
とってもシンプルな絵が描かれている絵本です。針金を曲げて足や手そして顔などを表現しています。何に見えるのかは人によって違うかもしれません。
正方形(ドット)のみで描かれた絵本です。ページを開けた瞬間になんの動物か当ててみましょう。大人より子どもたちの方が早いそうです。柔軟な発想が必要なのかもしれません。
男の子が風船ガムをかんでいます。プーとふくらますとネコの顔のような風船ができました。そのネコの顔をした風船が今度はプーと息を吸い込むと、なんと男の子が風船ネコに吸い込まれてしまいます。おもしろいけど、ちょっと怖いお話です。今回はこの本が一番子どもたちに人気があったような気がします。
とてもポジティブなネコのピート。どんなことがあっても前向きに考えます。「何があっても、歌を歌って前にすすむ。そう、それが大事なのさ」。前向きな生き方が魅力のネコのお話。
パーティーに出かけたネッドくん。とんでもないハプニングがおこりますが・・・。運が良かったり悪かったり。でも最後はハッピーエンドでよかったねネッドくん!スリル満点の冒険絵本です。
動物写真家、岩合光昭氏が撮ったパンダの写真絵本です。かわいいパンダさんがたくさん登場します。
花まつり
2019.04.08
きょう4月8日は、お釈迦さまがお生まれになった日です。全国の仏教寺院ではこの時期、お釈迦さまの誕生をお祝いする花まつりが行われます。
保育園の近くのお寺、十輪寺でも満開の桜が咲く境内に花まつりの花御堂が飾られいます。ぽかぽか陽気の良い天気の下、ちべん保育園の子どもたちも花まつりに参加させていただきました。
最初に、お釈迦さまのお話を聞きました。
お釈迦さまのお話は子どもたちには少し難しいので、絵本を使います。絵本は、鈴木出版社が販売している「おしゃかさま」という絵本で、ページをめくるとポップアップで絵が飛び出す仕掛けとなっています。とても大きな仕掛け絵本なので子どもたちも興味津々でお話を聞いてくれます。
仏教の開祖、お釈迦さまは、2500年前、インド、ルンビニーの花園でお生まれになりました。お生まれになった時、天の神々が喜ばれ、甘露の雨を降らせたと言われています。
花まつりでは、色とりどりの花で飾りつけをした花御堂をもうけ、中にお釈迦さまのお像をおまつり、そのお像に甘茶を柄杓でかけます。
花御堂はお釈迦さまがお生まれになった花園、甘茶は天の神々が降らせた甘露の雨を表しています。甘茶かけの行事は、お釈迦さまの誕生の様子を再現したもので、甘茶かけをさせていただくことでお釈迦さまがお生まれになった日に思いをはせることができます。
最初にお釈迦さまに手を合わしましょう。
柄杓で甘茶をすくい、お釈迦さまのお像にかけます。
花御堂の中はどうなっているのかな?
花まつりのおみやげに、子どもたちにお菓子の詰め合わせを渡します。子どもたちにとっては、これが一番のお楽しみですね!