茶道教室
2020.07.17
7月の茶道教室(5歳児クラス)を開催しました。
散華の掛け軸・・・蓮の上の辯天さまが優しく微笑んでおられます。
きょうのお菓子は干菓子です。
茶道教室は、ごあいさつから始まります。ていねいにごあいさつをしましょう。
指をそろえて、ごあいさつ。相手を敬い感謝する気持ちを表します。とてもじょうずにできました。
お菓子をいただいた後、先生が点てたお茶をいただきました。茶道教室は今回で2回目。正座をするのもまだ慣れていないから、お茶を楽しむ余裕もないかもしれませんね。回を重ねるにつれてお茶の楽しさが分かってくることでしょう。
聴 雨
茶道では四季を五感で楽しみます。
本日は雨でした。雨が続き、気が滅入りそうになりますが、こんな時こそ雨を楽しむ余裕を持ちたいものです。「聴雨」・・・静かに雨音を聴き、ゆっくりと呼吸をしてみると不思議と心がおちついてきます。水の恵があるからこそ日本の四季は美しく、その恩恵を受け、私たちは豊かな実りを味わうことができます。
今日のお花は、ききょうと秋海堂(しゅうかいどう)、お菓子は、和三盆糖の干菓子「なでしこ」でした。コロナウィルス感染症予防のため、お菓子は各々ビニール袋にかぶせています。
抹茶は最近和菓子だけでなく洋菓子にもよく使われています。子どもたちは抹茶は甘いものだと思っていたようです。とこが本当の抹茶を飲んで子どもたちはびっくり!その苦さにとまどいと驚きがあったようです。苦み。子どもたちの普段の食生活であまり味わうことのない味です。しかし、幼いうちにさまざまな味を味わい味覚の端を育てておくのも大切なことではないかと思います。お茶のおけいこを重ねるうちに、抹茶がおいしいと感じてくれるようになれば嬉しいです。
茶道講師 大森