菖蒲投げ
2020.06.05
きょうは旧端午の節句の日です。無病息災を願い菖蒲投げをしました。これから長くて暑い夏がやってきます。コロナウィルスもまだまだ心配です。暑さに負けず、健康に過ごせますようにと願い菖蒲投げをしました。砂場のテントには赤オニさんがいます。赤オニさんをめがけて菖蒲を投げましょう。
菖蒲投げ
よもぎと菖蒲を束ねて屋根に投げ無病息災を願う風習があります。屋根にうまくのせることができれば願いが叶うとも言われています。
よもぎを使うのは、よもぎの独特のにおいが邪気を祓うとされ、菖蒲は葉先が尖っているので、悪鬼を退治するからと言われています。
保育園では毎年、旧端午の節句の頃(6月5日)に菖蒲投げをします。保育園の菖蒲投げでは、屋根が高くのせることができないので、砂場のテントにのせることにしています。
菖蒲投げで使うよもぎは、毎年、近くの河川(吉野川)に取りに行きます。以前は川原にたくさん生えていたのですが、河川の整備が進み、コンクリートやブロックで覆われる箇所が増えてきたためでしょうか、年々数が少なくなっています。1時間ぐらいかけてよもぎ約400本、なんとか確保できました。菖蒲はよもぎよりももっと見つけにくく、ほとんど手に入りません。菖蒲のような葉を持つ杜若(カキツバタ)だとなんとか川辺で見つけることができるので代用しています。
子どもたちによもぎのにおいはどう?と聞いてみると、「いいにおい。なんかふわっとする感じ」と答えてくれました。よもぎを使っておだんごを作ると、懐かしいにおいのするよもぎだんごにもなります。