菖蒲投げ ~夏のオニ退治~
2019.06.04


6月5日は旧歴の端午の節句の日です。今はあまり見られなくなりましたが、旧端午の節句の日に菖蒲投げをする風習があるのをご存じでしょうか。屋根にめがけて菖蒲(ヨモギと菖蒲を束ねたもの)を投げます。屋根にうまく菖蒲をのせることができれば、その家に良いことがあるとされるのです。
ちべん保育園では、毎年、旧端午の節句の日にあわせて菖蒲投げをしてきました。移転前の旧園舎は、平屋、1階建ての園舎でしたので、なんとか屋根に菖蒲をのせることができたのですが、今の園舎は2階建てですので、大人でも屋根に菖蒲をのせることはできません。



そこで、屋根にのせる代わりに園庭の砂場のテントを屋根に見立てて菖蒲を投げることにしています。テントに投げるだけでは、子どもたちのモチベーションが上がらないので、テントに赤オニさんの絵を飾り、菖蒲を投げてオニ退治!ということにしています。



新聞紙で作った兜をかぶり、剣の代わりに菖蒲を持っていざオニ退治!ちなみに投げる菖蒲の剣はヨモギ3本と菖蒲1本を束ねたものです。



なかなか赤オニさんには届きませんが、テントの上に菖蒲をのせることができればみんなの勝ち!



今年もオニ退治はどうやら大成功のようです。これから暑い夏がやってきます。暑さにまけないで保育園に元気にきてくださいね!
2019.06.04 17:54 | 固定リンク | 定例行事

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