すこやか菜園オープン
2021.05.10
茶道教室
2021.04.13
ききょう組(年長組)さんの茶道教室が始まりました。
おけいこは、保育園の講堂で行います。講堂に畳のマット敷き、屏風、掛け軸、お花を飾ればお茶室のような雰囲気になります。毎月一回おけいこします。目標は、ひまわり組(年中組)さんをお招きしてのお茶会をすることです。みんなで楽しくおけいこをしましょう。
私が初めてのお茶会で感じたのは、茶道とはなんと面倒くさいものだろうということです。正座をし、お辞儀をして、お先に、お点前頂戴いたしますとごあいさつ。一杯のお茶にたどり着く前にしなくてはならないことが数多くあります。コーヒーショップで注文すればコーヒーが出されてすぐにいただけるのに(呪文のようなものを言わねばならないショップもありますが)、お茶一杯のためになぜこんなに面倒なことをするのだろう。
一杯のお茶ができあがるまでとてにも時間がかかります。席に座りお茶の点てる様子を見ていて、もっと早くできるのにと思ったものです。例えば、最初の長い作法が終わり、お茶碗にお湯を入れお茶を点てるのかと思っていると、そのお湯を捨ててしまい、また再度お湯を入れ、ようやく茶筅でお茶を点てることにないります。すぐにお茶を点てれば時間短縮できるのに・・・・。
いただく時も、出されたお茶をすぐにはいただくことができません。2回まわすようにと言われます。なぜお茶碗をまわすのだろう。回さずに飲むと何がいけないのか感じたものです。そこでお茶席の後、茶道の先生(私の家内ですが・・)に、なぜそうするのかと質問をしてみました。
お茶碗は最初、冷たい状態です。そこにお湯を入れると、お湯が冷めてしまいます。そのままお茶を点てるとぬるいお茶ができあがります。そこで、一度、湯を入れ、お茶碗を温め、ぬるくなったお湯は捨てます。そのあと、暖かくなったお茶碗にお湯をそそぎお茶を点てるとちょうどよい湯加減のお茶ができあがるのです。
お茶碗には正面があり、正面はお茶碗の大事なところになります。いただく方に正面を向けてお出しするので、いただく方はその大事な所と避けてるために、回していいただきます。つまりお茶碗を回すのはお茶碗を大事にする気持ちとお茶を点ててくださった方へ敬意を表すのです。
どうやら茶道の一つ一つの作法にはお茶を点てる人、そしていただく人、それぞれの相手を想う気持ちがこめられているようです。このようなことは、子どもたちとっては少し難しいお話しになるのかもしれません。それよりもきょうのお菓子は何かな?の方が重要なことでしょう。茶道の様々な決まり事に戸惑いがあり、きっと私が最初に感じたような疑問も感じていることでしょう。中にはあまり楽しくないと思っている子もいるかもしれません。しかし、おけいこの回数を重ねると子どもたちの身のこなし、しぐさはキビキビとしたものとなり、見ていてとても気持ちよいものになってきます。一年後には、年中クラスの子を招いてお茶会が行われます。年中組さんのために一生懸命お茶を点てている様子を見ていると、おいしいお茶を飲んで欲しいとの想いを感じることができます。子どもたちなりに相手のことを想うという大事な心をおけいこを通して学んでくれたのだとうれしく思うのです。
園長
野球教室
2021.03.12
年長組さんの野球教室もきょうで最後です。前回、トーナメント戦の1回戦をしました。今回はその続き、3位決定戦と決勝戦をします。対戦チームは、「た」チームと「こ」チーム、そして「や」チームと「き」チームです。
日本人は野球が大好きです。国技といってもいいほどでしょう。昔、子どもたちは、大きいお兄さんたちからルールを教えてもらい、木の枝を使ってバットにし、地面にはベースをかいて遊びました。神社の境内や近所の空き地、公園がスタジアムだったのです。
いまやそのような姿を見ることは少なくなってきました。少子化で子どもたちの数が減ったこともありますが、そもそも公園で球技をしてはいけないところも多く、子どもたちが思いっきり遊ぶ場所を見つけるのがむずかしくなっています。
そんな子どもたちに野球の楽しさを知ってもらおうと始めたのが野球教室です。コーチはもと野球部の先生。甲子園でおなじみの赤と白のユニフォームを着て熱血指導をしてくれます。野球はルールが複雑です。打ったら一塁に走る。取ったボールは一塁に投げる。空振り三回で三振・・・などなど、覚えることがたくさんあります。最初は、戸惑っていた子どもたちも徐々にルールになじみゲームを楽しめるようになっていきます。
また、ルールだけでなく子どもたちは野球を通して大切なことを色々なことを学んでいくようです。
・どんなにうまい人でも順番がくるまでは待つ。
・一人では野球はできない。
・お互いに助け合うとうまくいく。
・相手チームがあってはじめて試合ができる。
・負けそうになっても最後まであきらめない。
この一年、野球を通して子どもたちは多くを学び成長してきたように思います。保育園では、野球の他に、サッカー教室(年1回~2回)、体操教室(体操講師による月1回の指導)などを行っています。これからも子どもたちが色々なスポーツを経験し、スポーツの楽しさを体験しながら様々なことを学んで欲しいと願っています。
合同お茶会 ~ひまわり組さんをご招待~
2021.03.11
年長組(ききょう組)さんが年中組(ひまわり組)さんをご招待してお茶会を開催しました。
今日のお花は、山茱萸(サンシュユ)、椿、節分草(せつぶんそう)です。春らしい明るいお花です。
掛け軸にはおひなさまの絵が飾られています。お茶の先生の作品です。
お菓子は、三谷製糖羽根さぬき本舗の和三盆です。まだ茶道のお箸が使えないひまわり組さんの為に手で取れるお菓子を用意しました。桜の花の形をした甘いお菓子です。
最初にお菓子をいただきます。手でお菓子をとって懐紙の上にのせましょう。
ひまわり組さんにおいしいお茶を点てましょう。
ききょう組さんが点ててくれたお茶をいただきましょう。
ひまわり組さんも4月にはききょう組さんとなり、茶道のおけいこが始まります。きょうは、お茶会に参加させていただき、茶道のことをききょう組さんから教えていただきました。
ひまわり組さん、初めての茶道、どうでしたか?お抹茶はおいしかったかな?毎回、おいしいお菓子がでてくるからお楽しみに!
茶道教室
2021.02.12
2月の茶道教室です。3月には年中組(ひまわり組)さんをご招待してお茶会を行う予定です。おけいこをしっかりして、ひまわり組さんにおいしいお茶を飲んでもらいましょう。
きょうはお菓子が2種類!です。一つ目は「羽二重ちょこ包み」。柔らかいおもちのなかにトロリとしたちょこが入っています。とってもおいしそうですね。
羽二重ちょこ包み
もう一つのお菓子は、和三盆のお菓子です。和紙に包まれたお菓子で、本格的なお茶会にも出てくるお菓子です。口に入れるとふわっととける甘いお菓子です。
みんなでおいしくいただきました。