花まつり
2020.04.06
ちべん保育園では、毎年、十輪寺にお参りし、本堂前に設けられた花御堂のお釈迦さまの像に甘茶をかけさせていただいています。
ちべん保育園では、毎年、十輪寺にお参りし、本堂前に設けられた花御堂のお釈迦さまの像に甘茶をかけさせていただいています。
今年は、少し早い6日にお参りをさせていただきました。境内の桜も満開です。みんな静かに手をあわせてお釈迦さまのお誕生をお祝いさせていただきました。
花まつり
お釈迦さまは、今から2500年前、インドのルンビニーという町の花園でお生まれになりました。お生まれになった時、七歩歩まれ右手人差し指で天、左手の人差し指で地を示して「天上天下唯我独尊」とおっしゃられました。また、釈迦さまがお生まれになった時、天の神々が涙を流して喜ばれ、その涙が甘露の雨となり降り注ぎ人々を喜ばせたという言い伝えがあります。
花まつりの花御堂はこのお釈迦さま誕生の様子を再現したものです。色とりどりの花に囲まれた花御堂はルンビニーの花園を表しています。花御堂の中のお釈迦さまは伝説の通り、天地を示され、甘茶が満たされた器(潅仏盤)の中にお立ちになっています。お参りにこられた方は、潅仏盤の甘茶を柄杓ですくい、お釈迦さまのお像にかけます。これは天の神々が降らせたという甘露の雨を表しています。
花まつりの花御堂・・・とても小さな御堂ですが、2500年前の壮大なドラマが再現されています。